びわこ豊穣の郷とは

守山市にある赤野井湾周辺の水環境改善を掲げ平成8年(1996)に設立(豊穣の郷赤野井湾流域協議会)。その後平成16年(2004)に特定非営利法人 びわこ豊穣の郷としてスタート。目標①ゲンジボタルが乱舞する故郷の再現②琵琶湖とシジミに親しむ湖辺の再現に向けて平成26年(2014)「認定NPO法人びわこ豊穣の郷」に認可され、現在の活動に至る。

目的

赤野井湾に流入する河川およびその集水域を対象に、住民と企業および行政が一体となって、知恵を出し合い水質の改善や 豊かな生態系を取り戻すための対策および生活のあり方等について提言を行うとともに、自らが実践活動を展開することを目的とする.

設立から20年。初心を忘れずに

理事長 金崎いよ子

 設立20年目を迎え微力ながら理事長を承る事になり責任の重大さを感じております。設立以来赤野井湾流域協議会からNPO法人びわこ豊穣の郷、そして認定NPO法人となり、諸先輩方々の尽力と行動力に感謝しております。この間、豊穣の郷の認知度は高く環境と言えば豊穣と名前が出るほどになりました。しかし地元の方々にとって私達の活動はどのように評価されているのでしょうか。赤野井湾に軸足を置いて里中河川に目を向け地域の皆さんと共に汗をかき活動を進めていく事が本来の豊穣の郷の姿だと思います。守山市は市街地に多くの河川が流れています。住宅地の開発が進む中、市をはじめ地域住民の方々が川を守ろうとしています。20年が経過した今、初心に戻り地域に必要とされる豊穣の郷でありたいと思います。今後とも豊穣の郷の活動にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い致します。

沿革

1996年6月22日
守山市水環境を守る生活推進協議会の役員で協議会設立発起人会を開催
1996年7月5日
農業関係者や企業に呼びかけて、協議会設立準備会開催 
1996年9月29日
豊穣の郷赤野井湾流域協議会発足(設立総会開催) 
2004年5月23日
「特定非営利活動法人 びわこ豊穣の郷」設立総会 
2004年10月5日
特定非営利活動法人として登記
「特定非営利活動法人びわこ豊穣の郷」に組織体制を変更 
2004年12月1日
「特定非営利活動法人 びわこ豊穣の郷」として活動開始 
2013年5月19日
総会にて「定款変更」
2014年2月27日
「認定NPO法人 びわこ豊穣の郷」として認可される 

設立趣旨書

 豊穣の郷赤野井湾流域協議会 は、琵琶湖で最も水質汚濁のすすんだ赤野井湾の水質改善と豊かな生態系の復元を目指して、1996年(平成8年)9月に流域住民が主体となって設立した団体です。 私たちは「ゲンジボタルの乱舞する故郷の再現」および「琵琶湖とシジミに親しむ湖辺の再現」を活動目標に掲げ、行政、企業、研究機関と協働して、赤野井湾およびその流域での水環境の改善を目指し、実践的な活動に取組んできました。 その活動は滋賀県下のみならず、国内外からも認知され、一定の評価を得てきたと自負しています。このたび、活動基盤の安定と更なる社会的な信用を得るため、特定非営利活動促進法に基づき、特定非営利活動法人びわこ豊穣の郷を設立します。 私たちは、琵琶湖赤野井湾の水環境の改善を図るとともに、流域住民の意識啓発をすすめ、水環境を守り育てるため自ら実践活動を展開し、自然と人とが共生できる社会の実現に寄与することを目的とします。 水は世界共通の資源であり、世界は水でつながっています。私たちは世代を越えて水環境の改善と保全に努めます。

2004年5月23日 特定非営利活動法人びわこ豊穣の郷

設立代表者 北田 俊夫

受賞歴

  • 2002年 まちづくり表彰 国交省
  • 2003年 地球水環境保全活動表彰 環境省
  • 2007年 河川 集水域の普及啓発活動表彰 日本水環境学会
  • 2008年 水環境保全活動表彰 日本環境共生学会
  • 2012年 日本水大賞審査部会特別賞 日本水大賞委員会
  • 2014年 しが生物多様性大賞特別賞 滋賀県・滋賀経済同友会
  • 2015年 滋賀CSR経済大賞特別賞 滋賀県・滋賀経済同友会
  •  〃   いきものにぎわい大賞 損保ジャパン興亜環境財団
  • 2017年 知事表彰 滋賀県