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ほたる河川の飛翔調査と飛翔の特徴

・資料館のほたる河川ゲンジボタル飛翔調査の年度別比較

毎年、ほたるの森の「ほたる河川」のゲンジボタルの飛翔数を調査しています。

次のグラフでは、2011年から2021年の10年間に飛翔したホタルの数がどう変わったのかを示しています。

 

《ほたるの森のゲンジボタルの特徴》

・午後8時くらいからゆっくり飛び始め、午後9時に活発に活動します。

・飛びながら発光しているのは、ほとんどがオスで、メスは草やコケの上にいます。

・雨の日や風の強い日は、葉の裏などに隠れています。蒸し暑い日はよく活動します。

・ゲンジボタルは2キロ離れたところまで川をさかのぼったという記録がありますが、

 資料館のほたる河川のホタルたちは、羽化した場所からあまり離れないようです。

幼虫の提供申請(守山市内限定)

*ほたるの森資料館飼育の「ゲンジボタルの幼虫」の提供申請

ゲンジボタル幼虫の提供を希望する団体・個人の方は、次の要件をご確認ください。

ほたるの森資料館で飼育したゲンジボタルは、守山市ほたる条例に基づき、守山市内の教育機関・活動団体・企業・自治会に限り

資料館へ幼虫提供を申請していただけます。

ただし、提供にあたり目的や放流場所の条件などを審査検討をいたしますので、ご了承ください。

提供を受けた場合には、申請者の方には、飛翔後の結果や成果の報告書を期限内にご提出いただく必要があります。

★報告書フォームはこちら

また、年度のゲンジボタルの幼虫の成長状態により、幼虫頭数が限られたり提供できない場合がありますので、あらかじめご承知ください。

 

★幼虫の提供申請される方は、申込お問合せフォームの枠内に次の必要事項を書き入れ送信ください。

① 申請者 団体名

  住所

  代表者(担当者)名

  連絡先 (電話番号)

② 希望する幼虫の数       ○○ 頭

③ 飼育   する  あるいは、 しない

    ・飼育する場合の飼育場所と方法(具体的に)

④ 放流の地点(具体的に) 

⑤ 幼虫を放流する希望日

(注)メールアドレスは、必ずご記入ください。

⑥ 飼育後、報告フォーム   ★報告書フォームはこちら

(注)飼育後の結果および成果は、必ずご記入ください。

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お問合せ内容を記入してください(最大1000文字まで)

ほたるの一生

 

・ほたるの一生

  成虫(5月~6月) 

   羽化して地上にとびたち、オスとメスが光で交信し合い、交尾する。

   成虫の野外での寿命は、約7日間。その間、水滴をすする程度で何も食べない。

   天敵は、クモなど。

  産卵(6月~7月)

   水辺に突き出た石についた苔などに、1頭のメスが500~1000個の卵を産む。

   卵は直径0.5㎜前後、淡黄色。

   約30日で孵化する。

   天敵は、ダンゴムシ。

  幼虫(7月~翌年4月)

   孵化したばかりの幼虫は、1.5~2.0㎜程度。川の中(水中)に入って、カワニナの稚貝(1.5㎜ほど)
   を食べる。

   幼虫は、成長の過程で、自分の体とほぼ同じくらいの大きさのカワニナを食べる。幼虫の間に約25匹のカワニナを
食べるといわれている。

   孵化から約9か月の間、5~6回の脱皮をくりかえして成長する。

   もっとも成長した幼虫は、30㎜くらいになり、終齢幼虫という。

   天敵はザリガニ

  上陸 (3月~4月)

   終齢幼虫は、蛹(さなぎ)になるために水から岸に上陸する。

   幼虫は、3月~4月上旬の雨の降る夜に青緑色の光を発しながら岸に這い上がる。

   何回かの雨の日に分散して上陸する

  蛹(さなぎ) (4月~5月)

   上陸した幼虫は、気に入った地点の柔らかい土にもぐり、分泌液をだして土まゆをつくる。
そしてやがて蛹(さなぎ)になり、羽化する。

   上陸してから羽化するまで、約50日間。

   ダニがついたり、土中の菌類に侵されることもある。

《ホタルのえさは、カワニナ》

ゲンジボタル幼虫のエサとして知られる「カワニナ」の仲間は、淡水にすむ細長い殻をもつ巻貝で、日本各地に広く分布するカワニナ科または南日本に分布するトウガタカワニナ科に属します。ふつう「カワニナ」というとカワニナ科のカワニナとチリメンカワニナのどちらかですが、すみ場所の環境で形や色・模様がいろいろで、種を見分けるのがとても難しいため、ここでは断りがない限り区別せずに「カワニナ」と呼びます。この2種以外にも、滋賀県には、西日本に分布するクロダカワニナがわずかに見られ、琵琶湖水系に固有で16種が知られる「ビワカワニナ」の仲間が分布し、守山市には熱帯・亜熱帯にすむトウガタカワニナ科のヌノメカワニナもいます。

 

もぴかの誕生

資料館のキャラクターの公募に、全国から54件の応募があり、その中から新潟県上越市金津 博さんの作品が選ばれました.誰からも親しんでもらえるように、虫メガネを片手に飛び回っている好奇心旺盛な「ほたる」をイメージして擬人化したそうです。 また、可愛らしいキャラクターの名前を公募したところ、263件の応募があり、その中から大阪府 駒井瞭さんの「もぴか」に決定しました。
守山の「も」と蛍が光るようすの「ぴか」をあわせて「もぴか」としたそうです。

そして、2007(平成19)年、ついに「もぴか」が誕生しました‼           

なんでもよくわかる明るく元気な資料館のアイドルとして、活躍しています。

2022年 親子環境学習会+ザリガニつり大会のお知らせ(開催しました)

2022年度 第1回親子環境学習会開催 (開催しました)

親子で環境と外来種について学び、ほたる河川のザリガニを釣りを体験。ホタルの保護やほたる河川をどう守るかを楽しく学習します。

【開催日時】   7月24日(日)9時30分~12時  (雨天決行)

【会場】    ① 守山市体育館 会議室

        ② ほたるの森資料館 テラス と ほたる河川

【概要】    ① お話「外来種って、なに?」… 中井克樹さん(琵琶湖博物館特別研究員)

        ② お話「ザリガニとほたる河川・ザリガニ釣りについて」 … 眞田善之さん(前資料館館長)

        ③ ザリガニ釣り大会  (参加者には賞品を差し上げます) 

        ④ 講評           … 古川館長

【日程】    8:45      会場設営  (資料館職員3名)

        9:00      受付開始 (体育館会議室前)(体温・消毒)

        9:30      開始

        9:30~10:00  お話「外来種って、何        中井克樹さん

        10:00~     資料館へ移動

        10:10~10:30  お話「ザリガニとほたる、ザリガニ釣りについて」 真田善之さん

        10:30~11:30  ザリガニ釣り大会  

        11:30      資料館テラスに集合(子どもを中心に)

        11:30~12:00  講評   記念撮影 賞品進呈 アンケート記入

                   12:00      終了

                       ★ 雨天の場合(少雨以外の時)は、雨の日メニューで、守山市体育館会議室にて実施します。 

【募集】    守山市在住・在勤の親子 先着10組 (子どもさんは、5才以上小学生以下)  

【参加費】   一組  1,000円 

【申込】    電話・FAX・メールで

【申込締切】  7月15日(金)

【服装・持ち物】水・筆記用具・長袖・長ズボン 又は 虫よけスプレー持参